喉の痛みにロキソニンって効かないんですか?

喉の痛みにロキソニンって効かないんですか?

■喉が痛い、ロキソニンを飲めば・・え?効かないの?

 

ロキソニンって、以前は病院へ行って、処方してもらって
薬剤師さんに出してもらわないと飲めない薬だったんですよね!
それが、いつ頃からか・・普通に薬局で手に入る薬となっています。

 

頭が痛い、生理痛でおなかが痛い
なんて時にはロキソニンを飲めば一発で治る!
イメージが強いのはお医者様が出してくれていたイメージが強いからでしょうかね・・

 

では結局、喉の痛みにロキソニンって効くの?効かないの?
とっても気になるところです

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喉が痛い時にロキソニンを飲んでもいいですか?

■早く、喉の痛みを治したいからロキソニンを飲みますね!

 

季節の変わり目や寒暖の差がある時など
空気の乾燥が原因で喉の奥がイガイガしたり
痛みに悩まされることがよくあります。

 

喉が乾燥して過敏になると、ウィルスや細菌のダメージを受けやすくなり
炎症をおこしてしまいます。
この炎症こそ、喉の痛みの原因なのです。

 

喉が痛くなると本当に辛いですよね。
ひどい痛みになってくると食べ物を飲み込むことさえやっとのこと。
食べられないことで体力が消耗し、免疫力が低下することで症状はますます悪化してしまいます。
病院に行って診察することができれば一番いいですが
忙しくて時間がないことの方が多いかもしれません。
そんな時は少しでも症状をやわらげるためにも、我慢せずに薬に頼りたくなるのは当たり前です。

 

喉の痛みがひどい時にはどんな薬を飲んでいますか。

■喉が痛いので市販薬を飲むのはいいけれど・・

 

痛み止めのイメージが強いものといえば、ロキソニンを真っ先に思い浮かべるのではないでしょうか。
ロキソニンは高熱を下げたり、頭痛や関節痛、生理痛などへの
即効性のある鎮痛剤
としてよく使われる薬です。

 

とてもよく効く鎮痛剤ですが、喉の痛みには効かないことが多いといわれています。
同じ痛みなのに、喉の痛みにはなぜ効きにくいのでしょうか。
それは痛みだけを抑える薬であって、痛みを取り除いたり、治す薬ではないからです。

 

ロキソニンは消炎作用や鎮痛作用があるので
風邪による炎症が原因の喉の痛みにはとても効きます。

 

問題なのは、痛みを感じなくなることで治ったと錯覚してしまうことなのです。
痛みがないからといって 、ウィルスまでなくなってしまったのではありません。

 

実はウィルスは元気なままで、薬の効果が切れてしまえば、喉の痛みはまたぶり返すのです。
一時的に痛みを抑えているだけで、痛みの原因そのものを治してはいません。
ロキソニンが喉の痛みには効かないといわれるのは、このためです。

 

ロキソニンの効き目の持続時間は、5〜7時間だといわれています。
その短時間でウイルスが消滅することはありません。
ですが、喉が痛くてどうしても眠れない時の服用には有効です。

 

何度も繰り返しますが、ロキソニンは鎮痛剤であって、治療薬ではありません。

 

即効性があるので痛みがすぐになくなってしまっても、治っているのではないことを忘れないようにしてください。
痛みがなくなるだけで治っているわけではありませんが
痛みで食事が摂れなかった、眠ることも困難だった
または、できなかった仕事を済ませることができる
など、痛みが消えている間にできることがある場合
ロキソニンにて喉の痛みを数時間消すことも、有効であるといえるでしょう。

 

 

症状や状況、タイミングにあわせて薬を選ぶことが大切なので
わからない時は薬剤師さんに相談することをオススメします。

 

もちろん、長引くようでしたら
どんなに忙しくても、かかりつけの病院にて診療を受けることも必要です。
くれぐれも自己判断だけはしないようにしましょう。

 

適切に薬を飲んだら、あとは休養を心がけて
一日でも早く治るようにしてくださいね。

 

 

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